近年、飲酒運転をした場合の刑罰はとても重くなっています。
今回は、先日事故を起こしてしまった、TOKIOの元メンバーである山口達也氏についてご紹介します。
お酒を飲んだ後、運転をすることは絶対にやめてください。

もし飲酒運転をしてしまった場合・・・

飲酒運転には、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2種類があります。
体内から検知されるアルコール度数や、正常な判断ができるかどうかで変ってきます。
もし、飲酒運転をして警察官からアルコール検知を受けた場合、以下の罰が科せられます。

1.酒気帯び運転・・・3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる
2.酒酔い運転・・・5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる
※しかし、場合によっては逮捕される可能性もあります。

またもや世間を騒がせた・・・

2020年9月22日、TOKIOの元メンバーである山口達也氏が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
呼気検査で、基準値の約5倍である0.75ミリグラム前後のアルコールが検知されました。
2018年4月に書類送検された、強制わいせつ行為の一件もあり、今回の再逮捕にTOKIOのメンバーも、世間も驚きを隠せませんでした。
山口氏は、以前から酒癖が悪く、過去にも酒絡みでトラブルを起こしています。
お酒を飲むと豹変し、後輩ジャニーズや仕事仲間、最悪の場合は女性にまで矛先が向いたりと、相当酒癖が悪かったようです。
その際、何かを投げたり店内にいる他の客にも絡んだりすることがあり、出禁になった店もあります。

2018年、2020年と騒動を起こし、世間からは「アルコール依存症なのでは?」と疑われました。
TOKIOのメンバーである松岡昌宏氏も、「僕たちも依存症なのでは?と思っていたけど診断名がつかなかった」と言っています。

アルコール依存症とは?

飲酒するにあたって、飲む量・タイミング・状況を自分で判断できず、コントールが不可になった状態をいいます。
飲んではいけないと分かっていても、止められずに飲んでしまいます。
この依存症は、年齢・性別などは関係なく、お酒を習慣的かつ多量に飲んでいれば誰にでも起こる可能性があります。
最初は、快楽感を得るために飲酒しますが、次第に飲まないと不安な気持ちに襲われ、その気持ちから逃れるために飲酒をしてしまいます。
この悪循環が繰り返されることで、依存へとつながります。
お酒は適量であれば、何も怖いことはなく問題はありませんが、限度を超えると、薬物と同じで依存してしまい、取り返しのつかないことになります。

飲酒運転は、本当に恐ろしいものです。
「ちょっとだけだから運転しても大丈夫」という安易な考えで、誰かが犠牲になってしまうかもしれません。
山口氏には、今回のことに向き合って二度と同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいですね。