10月16日から全国公開された「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」。
映画公開から3日で、興行収入が40億円突破している鬼滅の刃劇場版。
鬼滅の刃は、今や社会現象になっており、子どもから大人まで幅広い世代から愛されている漫画です。
今回は、人気の理由と物語の簡単な設定、劇場版のあらすじをご紹介します。

なぜここまで人気が?

漫画家である五峠呼世晴(ごとうげ こよはる)氏原作の漫画。
そもそも人気が出始めたのは、ジャンプに連載されている原作漫画の方ではなく、アニメ版の鬼滅の刃でした。
アニメ版は、漫画版よりシンプルに描かれており、子どもでもわかりやすく見られるというのが人気が出たきっかけです。
他にも、登場する個性豊かなキャラクターや中身の詰まったストーリー、次々に出てくる独特な技などが人気の理由です。
ジャンプに掲載されている作品といえば、「友情」「勝利」「努力」が3題テーマのものがダントツで多いですよね。
本作も、この3つの要素を兼ね備えていますが、爆発的な人気が出たのは「死」に向き合う切ない要素も入っているからです。

鬼殺隊や呼吸法とは?

・「鬼殺隊」
鬼殺隊とは、主人公・竈門炭治郎が所属している、鬼を撲滅するために作られた非政府公認の組織のことです。
その中でも、主に組織を支えている個性的な9人の柱がいます。
水柱・蟲柱・炎柱・音柱・恋柱・岩柱・霞柱・蛇柱・風柱です。
柱は、それぞれ使うことのできる技が違うので、そのようなところも人気の理由です。
鬼を殺す際に使うのが、唯一鬼を倒すことができ、鬼殺隊だけが持つことを許される「日輪刀(にちりんとう)」という刀です。
日輪刀以外の刀では、倒すことができません。

・「呼吸法」
呼吸法とは、鬼を倒す際に使う呼吸のことです。
鬼を倒すためには、「全集中の呼吸」を使えるようにならなくてはいけません。
呼吸法には、代々から続く水・雷・炎・岩・風があり、さらにそこから派生されていくつかの流派があります。
どのタイプの柱になるかは、呼吸法で決まります。

劇場版 無限列車編

アニメ最終話の放送は「竈門炭治郎志立編」が完結し、無限列車に乗り込むシーンで終わりました。
今回の映画は、その続きから始まります。
炎柱である煉獄杏次郎と、任務を命じられた主人公・竈門炭治郎らが、無限列車に現れる鬼と戦う様が描かれています。
劇場に足を運んだ鬼滅ファンの方からは、ハンカチなしでは観られない作品、号泣する覚悟で行くべきとの声が続出です。

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、前代未聞の上映回数ということもSNSなどのメディアで話題になっています。
子どもから大人まで楽しめる作品になっているので、ぜひ劇場に足を運んでみてください!
笑いあり、涙ありの豪華117分です!