エンタの神様や爆笑レッドカーペットなどの数多くの人気お笑い番組が放送された、2000年代に突然現れた「ジョイマン」。
しかし、番組も相次いで終わりを迎え、ジョイマンもいつの日かテレビから姿を消していました。
そんな彼らが今、再ブレイクしていると言われています。
ジョイマンとはどんなお笑い芸人なのか、なぜ再ブレイクといわれているかについてご紹介します。

ジョイマンって一体何者?

白いシャツから胸毛をのぞかせ、黒いぴちぴちのスキニーを履き、メガネを掛けているのが、高木晋哉さん。
高木さんは、ボケを担当しています。
風貌がアンガールズの田中卓志に似ているといわれ、ネタにされることが多いです。
そんな高木さんの隣にいるのは、ツッコミを担当する池谷和志さん。
一般人からは「ジョイマンの、ジョイマンじゃない方」と呼ばれることが多いそうです。
元々は、普通のコントをしていたそうですが、その中でラップの部分だけがウケていたのをきっかけにラップの部分だけを広げたスタイルが今のコントの流れの定番となっています。
「ナナナナー、ナナナナー」というフレーズや、韻を踏んだ気の抜けたラップが特徴です。

一度消えてしまったジョイマン、なぜまた人気が?

・単独ライブがチケット完売
2018年に開催された、15周年記念の単独ライブ「ここにいるよ」では、チケットが完売しなかったら解散といった結果、見事すべてのチケットを売ることができ、完売となりました。

・高木の哀愁溢れるツイート
「誰かジョイマンを覚えている人はいませんか。本当に、2008年、ジョイマンは本当に存在していたのでしょうか」という高木のツイートが驚きの8.5万いいねを獲得。
Twitter上の「ジョイマン消えた?」などのツイートに一人ひとり「ここにいるよ。」とリプライを返していることも話題になりました。
また、高木さんの日常の韻を踏んだツイートもクスっと笑ってしまう内容です。

脱力系ラップはなんで面白いのか

彼らのネタの、ゆるいラップ。
韻を踏むことは昔から変わりはありません。
キモ可愛いといわれる高木さんが反復横跳びのような動きでリズムに乗っている姿も大変面白いです。
関連性のない言葉を規則性のあるラップにすることによって、聴く人の想像力を駆り立てるのかもしれません。
世の中に多くあるリズムネタの中でも、ジョイマンの脱力系ラップはじわじわくる面白さです。

 

令和のこの時代に、どこか癒されるジョイマンの笑いがまた再び人気につながったきっかけかもしれません。
続々と新しく出てくるお笑い芸人もいいですが、ちょっと懐かしいお笑い芸人のネタを見てみるのもいいですよね。
ぜひまたあなたもジョイマンに注目してみては?

数多くのお笑い芸人がいる中でも、一発屋と呼ばれている人たちがいます。
一発屋は、一時的に人気が爆発し時の人となりますが、その後は鳴かず飛ばずとなってしまい一発だけかました芸人さんとされています。
そんな一発屋と言われている芸人さんの中でも最近注目を集めているのが、「ヒロシ」です。
今回はピン芸人ヒロシについて調べてみたので、ご紹介していきます。

いつブレイクしたか?

ピン芸人ヒロシは長い下積みを経験しながらも、ようやく日の目が出たのが2004年ごろです。
当時一度限りの出演予定であったTV番組に出演した際、司会を務めていた三宅裕司とくりぃむしちゅーに気に入られ何度も出演したことがブレイクの足掛かりとなったとされています。
また、ブレイクする少し前には明石家さんまが司会を務める番組に出演していた美輪明宏の今一番気になる人としてゲスト出演していました。
2005年に開催されたR-1グランプリでは2回目の決勝進出を果たし、その後第一回お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャルという番組で見事優勝し、賞金200万円と車を獲得しました。
このあたりからブレイクが加速し、その後数年間ヒロシはピン芸人の中でも最もブレイクしていた芸人と言えるでしょう。
絶頂期の月収は1000万円から3000万円ほどで、自身の最高月収は4000万円にもなっていたそうです。

その後は低迷期に…

絶頂期から一転、週刊誌によるプライベートの暴露的な記事や周囲に天狗になったなどと言われていたこともありました。
また、ヒロシ自身が極度のあがり症であったことから精神的にも徐々に追い詰められ、ブレイクから5年後には所属事務所に「もうTVには出ない」と宣言していました。
そのため、仕事が激減してしまい低迷期に突入したのです。

今なぜ注目を集めているの?

ヒロシが再度注目を集めるようになったのは、2015年に放送されたしくじり先生という番組からでした。
そこからトークの評価をされ、徐々にTV番組の仕事が増えていきました。
また、自身の趣味であるソロキャンプの動画をYouTubeに投稿し始めたことでキャンプファンから人気が広がり、現在もキャンプつながりの仕事が増えている状態で注目を集めています。

ブレイク前も様々な苦労を経験し、ブレイク後の低迷期にも一波乱あったヒロシですが、現在は趣味であるキャンプにおいてその存在感を再度示しています。
人生の転機はいつ訪れるかわからないことを、ヒロシのこれまでの歩みを見ていると感じることができました。

もし興味があれば、ヒロシのソロキャンプ動画を見て癒されてみてください。