テレビをつけると、必ずと言ってもいいほど芸人の方が出演していますよね。
最近では、バラエティー番組だけではなく、ドラマや映画と幅広いジャンルで活躍が見られますよね。
今回は、世間で話題になっている人気お笑い芸人をご紹介します。

「チョコレートプラネット」

大人気お笑いコンビ、チョコレートプラネット(通称チョコプラ)。
チョコプラが人気になったきっかけは、2016年のテレビ番組「ものまねグランプリ ザ・トーナメント」に出演したことでした。
基本的に、ボケ担当は長田さん、ツッコミ担当は松尾さんですがコントにより、入れ替わることがあります。
リズムよく演劇のように展開していくコントにハマる方が続出しています。
2人はコントだけではなく、ものまねを披露するので子ども達からの人気も絶大です。
最近、メディアの出演が非常に多くよくテレビでも見かけますよね。
バラエティー番組では、長田さんが特技であるDIYを披露し注目を浴びていたり、YouTube上では、瑛人さんの人気曲「香水」をカバーした動画が話題を集めたりと多方面で活躍しています。
勢いが止まらないチョコプラは、今後も要チェックです!

「かまいたち」

ゆる面白いで人気急上昇中のお笑いコンビ、かまいたち。
ローカル番組では有名でしたが、東京での知名度は0に近いところからのスタートにも関わらず、今幅広い世代から注目を集めています。
「M-1グランプリ2019」では惜しくも優勝を逃しましたが、千鳥のノブさん、ロバートの秋山さん、サンドウィッチマンなど有名な先輩芸人からの支持も絶大で、かまいたちの才能は底知れぬものです。
クリエイティブなネタと独特のテンポにハマる方が急増しています。
最近では、数多くのテレビ番組にも出演しており、YouTubeへの進出も果たしました。
まだまだ成長が止まらないかまいたちから今後も目が離せませんね!

「ぺこぱ」

斬新なコントで話題を集めている人気コンビ、ぺこぱ。
かまいたち同様、「M-1グランプリ2019」で優勝は逃しましたが、今までにない新しいコントでお茶の間から絶大な支持を得ています。
シュウペイさんの放つボケに対し、松陰寺さんが「優しいツッコミ」をするという芸風が魅力的であり、真似をする子ども達がたくさん増えました。
人を傷つけない優しいツッコミは、現代のネット社会において癒しとなるものだったとも言えます。
視聴者が今の時代に求めているいる芸人像は、ぺこぱのような芸人なのかもしれません。
また、シュウペイさんのもつ独特なキャラクター性や、松陰寺さんの真面目で謙虚な姿勢も人気を集める理由です。

今回は、今急上昇中の3組をご紹介しました。
メディアへの出演もますます増えていて、今後の活躍に期待が高まりますね。

芸人YouTuberと言えば、一昔前は地上波で活躍できない問題を抱えた芸人というイメージでした。
しかし、最近はテレビで活躍中の売れっ子芸人たちもこぞってYouTubeに参入し始めています。
プロの芸人とYouTubeの組み合わせが生む新しいコンテンツは、世の中にどのような影響を与えるのでしょうか。

YouTubeはもう芸人の墓場ではない

芸人の中には、宮迫博之や木下隆行のように不祥事による活動自粛をきっかけにYouTuberデビューする人もいます。
キングコングの梶原雄太やオリエンタルラジオの中田敦彦などは、早い段階で活躍の場をYouTubeに移した芸人です。

彼らに対しては、地上波では活躍できないからYouTuberになった、二軍落ちしたというマイナスイメージを抱いている人もいるのではないでしょうか。
しかし、最近はコロナ禍を経て地上波で活躍中の人気芸人たちがYouTubeに積極的に参入し始めています。

実力派芸人がYouTubeに続々参入

最近では、霜降り明星やサバンナ高橋、かまいたち、カンニング竹山、よゐこの濱口優、サンドウィッチマンや東京03、中川家、陣内智則などの人気実力派芸人が続々YouTubeに参入中です。
企画系やネタ系などコンテンツは様々で、実力派芸人によるYouTube動画は高い再生回数を誇っています。

プロの芸がYouTubeを変える!?

そもそも多くのYouTuberがアップしているオモシロ動画は、既に地上波でやりつくした企画の焼き直しが多いです。
ある意味、企画系YouTube動画の魅力は、制限の中で表現しざるを得ない地上波コンテンツを真似て、制限なしに作れる点と言えるでしょう。
だからこそ、面白いと思えることを自由にできるYouTubeに、プロの芸人が参入すれば、素人にはマネのできない面白いコンテンツが生まれます。
地上波では、尺の都合で披露しいくい長めのコントや漫才などもYouTubeでならできます。
プロの模倣だらけ、珠玉混合状態のYouTubeでは、実力でのし上がってきた本物の芸人に優位性があるでしょう。
地上波に課せられた過剰な自主規制やスポンサーへの忖度など、面白さを損なう制限がないYouTubeで、自分の理想的な尺のコンテンツを作ることは実力派芸人にとっても、視聴するユーザーにとっても理想的です。

人気実力派芸人は、地上波に厳しい制限の中でも輝く本物の実力を持っています。
プロの芸人がもつ底知れないポテンシャルが、これからのYouTubeの在り方を変えていくのではないでしょうか。
世の中に大きな影響を与える名作が生まれるプラットフォームは、地上波ではなくYouTubeという時代はもうそこまで来ています。