
東京2020オリンピックの閉会式で歌唱し、NHK紅白歌合戦にも出場したシンガーソングライター「milet(ミレイ)」を知っていますか?
カナダで思春期を過ごしたという彼女は、英語に聞こえるような日本語の歌詞と、ハスキーな歌声が魅力です。
今回は、ドラマの主題歌も担当し、数々のソングチャートで1位を獲得する今大人気のシンガー「milet」をご紹介します。
年齢非公開?謎のプロフィール
miletは、ソニーミュージックアーティスツ所属のシンガーソングライターです。
生年月日などの詳細情報は公開されておらず、詳しいことは明かされていません。
分かっているのはティーンの頃をカナダで過ごしていたことや、幼少期からクラシック音楽に親しんでいたことなど、ごくわずかな情報のみです。
ただ、最近は音楽番組などに出演し「兄の影響で洋楽、日本のロックを聴くようになった」と話すなど、プライベートを完全に隠しているわけではないようです。

英語の歌詞が先?独特なリリックがクセになる
楽曲制作は英語の歌詞から始まると、milet本人がテレビ番組で話しています。
伝えたいことをまず英語の文章にして、語感が似ている日本語を添えるようにして歌詞を作っていくそうです。
miletにとって、日本語の歌詞は英語の歌詞に合わせて紡がれるメロディのようなものなのでしょう。
英語と日本語の歌詞が、それぞれ韻を踏んでいるように聞こえ、独特な心地よさを感じます。
ウィスパーボイスなのに重厚感、一度聴いたら忘れない歌声
miletのハスキーな歌声は、空気中に舞う羽のような軽やかさがあります。
しかし、ただ軽いだけでなく、同時に重厚感も感じる不思議な歌声です。
優しくささやくような歌い方でありながら、聴く人に力強さを感じさせる楽曲に、彼女の内に秘めた情熱を感じます。
また、切ない心情を表現したメロディがmiletのハスキーボイスと相まって、さらにエモーショナルな作品となっているでしょう。
実は面白い?結構なんでもしゃべる
事務所の戦略なのか、公式プロフィールには詳細が明かされず、ミステリアスなキャラクターでデビューしたmilet。
しかし、テレビ番組に出演すれば自分のことをなんでも話している様子で、若い女性らしい無邪気さも垣間見えます。
好きな食べ物はグミで、食べすぎて歯が欠けたため歯医者から禁止されたが毎日食べているというエピソードも披露しました。
また、細い体からは想像できませんが、3人前食べてしまう程の大食いらしく、ステージ前は必ず唐揚げを食べるとのこと。
楽曲や見た目のイメージとは違うギャップが、彼女のもう1つの魅力かもしれません。
クラシックで培われた確かな音楽性と、ロックを愛する熱い気持ちを兼ね備えたmilet。
大物音楽家も注目している彼女は、日本を代表する歌姫に成長するでしょう。